進撃の巨人 2nd season 34話感想 四人の駆け引きが見どころの回でした

進撃の巨人 2nd season 34話 目を覚ましたエレンがライナー、ベルトルトと対峙する




進撃の巨人 2期 2nd Season 34話の
感想です。

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前回は、超大型巨人が落ちてきた事でエレン
が戦いに敗れ、ライナー達にさらわれた所
から始まりました。



気を失っていたミカサが目を開けた頃には
エレンの姿は既になく、さらわれてから
既に五時間が経過した事をアルミンから告げ
られます。絶望的な状況に意気消沈して
しまうミカサ。



しかしハンネスは、エレンが勝ったのを見た
事はないが逆に負けた事も見た事がなく、
エレンなら必ず勝つためにあがいているはず
だと言って、ミカサとアルミンを勇気付け
ます。そしてエルヴィン隊長が指揮する調査
兵団本隊が到着し、ライナー達が潜んでいる
と思われる巨大樹の森へ馬を走らせます。



その頃、エレンは目を覚まします。今回は
エレンとライナー、ベルトルトが対峙する話
です。




以下、34話のあらすじです。

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進撃の巨人 2nd Season 34話 あらすじ



エルヴィン達が巨大樹の森へ向かった後、
ハンジは傷付いた体をおこして、どこかへ
向かおうとする。コニーの故郷、歩けない
巨人がいた村へ行こうとしていた。部下は
止めるが、ハンジは
「何か、引っかかる。調べる必要が・・」
と言った。しかし無茶なのは明らか
だった。部下は
「わかりました。私が行きますから、どうぞ
 気絶でもしてて下さい。」
と言うのだった。

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その頃、エレンは意識を取り戻していた。
ライナーから
「おう、エレン。起きたか。」
と声をかけられたが、意識がしっかりして
いくうちに、自分の両腕がなくなっていて、
そこから蒸気のようなものがおきている事に
気付いた。




ユミルに
「ユミル。なんで俺の腕がねえんだ?」
と聞くエレン。それに対しライナーが
「そりゃあすまん。俺がやったんだ。なんせ
 急いでいたからな。慌ててうなじにかみ
 ついたら、お前の腕をないがしろに
 しちまったんだ。」
と答えた。



それを聞いて、エレンは自分の状況を理解
した。
「そうか。俺は負けたのか。」

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しかし次の瞬間、エレンは再生を始めている
自分の腕に噛みついて巨人化しようとした。
しかしユミルが止めた。
「まあ待てよ、エレン。よく周りを見て
 みろ。ここはウォール・マリア内にある
 巨大樹の森だ。壁からだいぶ離れた所に
 あるらしい。当然、巨人さん方の敷地内な
 わけだ。」
ユミルはそう言って、既にエレン達が巨人に
囲まれている事を伝えた。



そしてライナー達に視線を向けながら、
エレンに説明を続けた。
「せこいヤツらめ。二人だけ立体機動装置を
 着けてやがる。ライナーのはお前がつけて
 たやつだよ。やみくもに今ここで巨人化
 しちまうのは得策とは思えない。この巨人
 の領域内を生き抜くのは巨人の力を持って
 いても困難だ。わかるだろ?暴れてる余裕
 はないんだって。」

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そして、ふとユミルはライナーに聞いた。
「なあ、ライナー。エレンが目を覚ましたら
 話すって言ってたろ?あんたたちはこれ
 から私らをどうするつもりなんだ?」
それに対し、ライナーは答えた。
「俺達の故郷に来てもらう。おとなしくしろ
 と言って従うわけがない事くらい分かって
 る。だがユミルの言う通り、ここは巨人の
 巣窟だ。ここで今俺達が殺し合ったって、
 弱ったところを他の巨人に食われるだけ
 だ。つまり巨人が動かなくなる夜まで俺達
 はここにいるしかねぇのさ。お前らが俺ら
 を出し抜くにしろ、俺らがお前らを連れ
 去るにしろ、夜まで待つしかない。」



ユミルは
「鎧の巨人のまま走って故郷に帰らずこんな
 所に立ち寄った理由は何だ?疲れたから
 休憩してんのか?」
と聞くが、ライナーは
「おまえの想像に任せる。」
としか答えない。



ライナーとユミルが会話する横で、エレンは
考えをめぐらせた。
(考えろ。隙を見て巨人化したとして、ここ
 から走り去るのはそんなに難しい事じゃ
 ないように想える。だが、そもそも俺は
 まともに巨人化できるのか?ライナーが
 できないと言うように、もしくはライナー
 でさえここで休まざるをえない現状を鑑み
 るに、下手に体力のない巨人を生み出せば
 他の巨人にやられちまうって事か。)



ユミルが夜になるのを待っているのかと
ライナーに聞いていたのを耳にしながら、
こうも考えた。
(いや、そもそも夜にならなくたって俺らの
 体が治り切るのをヤツらが待ってるはずが
 ない。俺らが無力なうちに手をうつはず
 だ。)




改めて現状に焦りを感じるエレン。
(このままじゃ何もできねえ。このまま
 じゃ。)



横ではユミルが
「つうか、あの城の巨人は夜なのに平気で
 動いてたぞ。ここの巨人はどうだ?」
とライナーに聞いていた。ライナーは
「ここの巨人は動けない。そんな事お前なら
 分かってるんだろ、ユミル。」
と答える。



その様子を見ながら、エレンはユミルの事も
考えた。
(そういやユミルはなぜ巨人になれる?俺と
 同じで何も知らないってわけでもなさそう
 だが。味方なのか?こいつの目的もよく
 わからない。もともとよくわからないヤツ
 ではあったが。)

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あれこれ考えをめぐらした後、エレンは心を
決めた。
(決めたぞ。とにかくだ。情報を集める。
 まずできるだけこいつらから情報を引き
 出して、この状況を切り抜ける。そのため
 にも今は、感情をかみ殺せ。体を修復
 しろ。)



その頃、調査兵団は巨大樹の森へ向かって
いた。途中、索敵部隊が巨人を発見する事が
あっても、エルヴィンは
「タイムリミットは日没までだ。極力最短
 ルートを維持せよ!」
との命令の下、できるだけ早く巨大樹の森へ
到達する事を目指した。



その巨大樹の森では、四人が体の修復に努め
ていた。ユミルは水を要求するが、巨人達に
囲まれている以上、ライナー達も水を探しに
動く事はできない。



苦しい状況の中、ライナーは愚痴をこぼし
た。
「そういや昨日の午前からだったか、巨人が
 わいてからずっと働き詰めじゃねえか。
 ろくに飲まず食わずで、何より寝てねぇ。
 まあ幸い壁は壊されてなかったんだから、
 ひとまずは休ませてもらいてぇもんだ。
 昇格の話はその後でいい。」


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それに対しベルトルトが
「ライナー。」
と呼びかけるが、ライナーは続けて
「ん?いや、そんくらいの働きはしたと思う
 ぜ、俺達は。あの訳のわからねぇ状況下で
 よく動けたもんだよ。兵士としてそれなり
 の評価と待遇があってもいいと思うんだ
 がな。」
と言う。



ユミルはその様子に戸惑いながら言った。
「ライナーさんよ、何を言ってるんだ、
 あんた?」
ライナーはそれに対しても
「あっ?なんだよ?別に今すぐ隊長に昇格
 させろなんて言ってないだろ。」
と普通に答えた。ユミルは
「いや、そうじゃなくてだな。」
と言いながら困惑するが、ライナーは気に
する事もなく
「あー、そういやお前らあの大砲どっから
 持ってきたんだよ?あの時は本当に
 助かったぜ。そんでもってその後の
 クリスタなんだが、ありゃどう見ても俺に
 気があるよな。」
とこれまでと同じ調子で話し続ける。

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その様子に、ついにエレンがキレた。
「おい!てめぇ、ふざけてんのか?」




エレンの言葉に
「はっ?何怒ってんだよ、エレン?俺が何か
 まずい事言ったか?」
と茶化すように言うライナーだが、エレンは
構う事なく
「殺されてぇんなら、普通にそう言え!」
と言い放つ。



そのエレンを制して、ユミルが
「待てよ、エレン。ありゃどう見ても普通
 じゃねえよ。そうだろ、ベルトルト
 さん?何か知ってんなら、いいかげん
 黙ってないでなんとかしてやれよ。」
とベルトルトに水を向けた。



ベルトルトはライナーを諭すように言った。

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「ライナー。君は兵士じゃないだろ。僕らは
 戦士なんだから。」



その言葉にハッとするライナー。彼の中で
兵士だった頃、そしてマルコが生きていた時
の記憶がよみがえる。やがてライナーは自分
を落ち着かせるように言った。
「ああ。そう、だったな。」
 
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その様子を見たユミルが言った。
「なんとなくだがわかった気がするっぞ。
 おかしいと思ったよ。壁を破壊したヤツが
 命がけでコニーを助けたり、なんてな。
 自分が矛盾した事やってんのに無自覚
 だったんだよ。なんでそんな事になった
 のか知らんが、おそらく本来は壁の破壊を
 目的とする戦士だったが、兵士を演じて
 生活するうちにどちらが本来の自分か
 わからなくなった。


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 いや、もしくは罪の意識に耐えられず、心
 の均衡を保つために無意識に自分は壁を
 守る兵士の一人だと逃避し、そう思い込む
 ようになったんだ。その結果、心が分裂し
 記憶の改ざん、話がかみ合わなくなる事が
 多々あったって様子だな。ベルトルトさん
 のあきれ顔を見るに。」



ユミルはさらに
「すげえな。お前の実直過ぎる性格じゃそう
 なっても」
と言いかけるが、ライナーの
「黙れ!口を閉じろ。」
との言葉を受けて
「悪かったよ。詮索が過ぎたな。」
と言って、それ以上は話をしなかった。

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しかしエレンの怒りは収まらなかった。二人
に対し
「ふざけんじゃねえよ。なんで被害者面
 してんだ、お前は。どういうつもりだ?
 あの日どういうつもりでで俺達の話を
 聴いてたんだ?」
と言った後、ベルトルトに対して言った。
「なあ、ベルトルト。お前だよ、腰巾着
 野郎。俺は話したよな?お前らの目の前
 で。俺の母さんが食われた時の話を。


 したよな?お前が蹴り破った扉の破片が
 俺の家に直撃したから、母さんは逃げ
 らんなかったんだって。知ってんだろ?
 話したもんな。どう思った?あの時、
 どう思ったんだ?」


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ベルトルトは答えた。
「あの時は、気の毒だと思ったよ。」



その答えを聞いたエレンは言い放った。
「ああ、そうか。お前らな、お前らは兵士
 でも戦士でもねぇよ。ただの人殺しだ。
 何の罪もない人達を大勢殺した大量
 殺人鬼だ。」

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その言葉にキレたかのように
「んなこたぁわかってんだよ!お前に
 わざわざ教えてもらわなくてもな!」
と怒鳴るライナー。エレンも一歩も引かず
「じゃあいっちょ前に人らしく悩んだり
 してんじゃねぇよ!もう人間じゃねぇん
 だぞ、お前らは!この世界を地獄に
 変えたのはお前らなんだぞ!
 わかってんのか!人殺しが!」
と怒鳴り返す。ライナーも
「その人殺しに何を求めてんだよ、お前
 は!反省して欲しいのか!?謝って欲しい
 のか?それでお前は満足かよ!?もうお前
 が知る俺らはいねぇんだぞ!泣き喚いて
 気が済むならそのまま喚き続けてろ!」
とさらに怒鳴り返した。

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その言葉に対してエレンは言った。
「そうだな。俺がまだ甘かったんだ。俺は
 頑張るしかねぇ。頑張って、お前らが
 できるだけ苦しんで死ぬように、努力
 するよ。」

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その言葉を聞いたユミルは言った。
「そうじゃねえだろ。」
「はっ?」
と戸惑うように言うエレンに対し、ユミル

「頼むぜ、エレン。そんなガキみてぇな事
 言ってるようじゃ期待できねぇよ。」
と冷や水をかけるように言葉を投げかけ、
続けてライナーに聞いた。
「なあ、ライナー。あの猿はなんだ?」



「猿?何の事だ?」
ととぼけるように聞き返すライナーだが
ユミルは
「ん?知らなかったのか?その割にはあの時
 のお前ら二人してガキみてぇに目を輝かせ
 て見てたよな?あの猿を。」
と質問を止めない。



状況の呑み込めないエレンが
「なんだ、猿って?」
と聞いてきたのに対し、ユミルは言った。
「まあ聞け。その猿って獣の巨人が今回の
 騒ぎの元凶だよ。壁の中に巨人を発生させ
 たんだ。目的は威力偵察ってところかな。
 こいつらが目指してんのもそいつの所さ。
 そいつを目指せば、お前らの故郷に帰れる
 んだろ?」



それを聞いたエレンが
「お、お前知ってんのかよ?知ってる事全部
 話せ?」
と言ってくるが、ユミルは落ち着かせるよう
に言った。
「待てよ。私にもいろいろ都合があるんだ。
 エレン。あの二人をやっつけて終わりだと
 思ってんのなら、そりゃ大きな勘違い
 だ。」



戸惑うエレンに対し
「敵はなんだ?」
と問うユミル。エレンが
「敵?」
と聞き返すのに対し、ユミルは
「そりゃ言っちまえばせ」
と言いかけるが、ライナーの言葉がそれを
制した。



「ユミル!お前はこの世界に先があると思う
 か?」



その言葉にハッとするユミル。ライナーは
さらに
「そこまでわかってんなら、身の振り方考え
 ろ。お前次第ではこっち側に来る事も考え
 られるだろ。」
と言うが、ユミルはそこは慎重に
「信用しろって?無理だな。そっちを私は
 信用できない。」
と言い返す。



しかしライナーの次の言葉がユミルの心を
動かした。

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「いいや、信用できる。お前の目的は
 クリスタを守る事だろ?」



ライナーは続けて言った。
「それだけに関して言えば、信頼し合える
 はずだ。冗談言ってるように見えるかも
 しれんが。クリスタだけは何とかしたいと
 いう思いを俺達が受け入れられないと思う
 か?それとも俺達よりもエレンの力の方が
 頼りになるのか?


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 お前はエレンを利用してここから逃れる事
 を考えてたようだな。俺らに連れていかれ
 たらまず助からないと思ったからだろ。
 正直に言うがその通りだ。俺らについても
 お前の身の安全は保証されない。だが、
 クリスタ一人くらいなら俺達だけで何とか
 できるかもしれない。



 自分の僅かな命か、クリスタの未来か、
 選ぶのはお前だ。」




話を途中でさえぎられ、その内容がわからず
困惑するエレン。
(この世界に先がないって?猿ってなんだ?
 どういう事だ?)
そしてエレンはユミルに
「おい。おい、言えよ!敵の正体は!?」
と聞いた。



しかしユミルはエレンに視線を向けた後、
言った。

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「さあな。」



「決まりだ。残念だったな、エレン。」
と言うライナー。しかしライナーと
ベルトルトは信号弾に気がついた。
(調査兵団が、もう。)

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日没まで、あと一時間ほどだった。



進撃の巨人 2nd season 34話感想 謎の真相がわかりそうでわからない回でした



えー、まだちょっと忙しい状態なので、
少しずついきます。



あえなく戦いに敗れ、ライナー達に囚われ
た状態となったエレン。ただハンジの読み
通り、ライナー達も疲労と周りを巨人で
囲まれている状態のため、巨大樹の森で
休んでいる状態でした。このへんはさすが
ハンジさん、と言うところでしょうか。



しかしライナーが精神分裂したような状態
に陥っていたとは思いませんでしたね。
ライナーは実直な分、情にほだされやすい
ところがあるんですかね。だから104期生
と生活を共にするうちに、彼らが敵なのか
味方なのかも次第にわからなくなって
しまった、というところでしょうか。
ベルトルトはちゃんと自分を保っている
ようですが、そこは一線をちゃんと引いて
接していたんでしょうね。



それに対してエレンがキレるわけですが、
そりゃ目の前にいるのは自分の母親の仇
ですからね。感情を押し殺す、といっても
限界があるでしょう。このへんの梶さんを
始めとするキャストの方々の熱演は見事
でした。



一方、ユミルが一人中立を保ち、もう少し
でエレンに本当の敵を伝えるところだった
のですが、ライナーにクリスタを盾にされ
てしまい、真相を話してくれなくなりまし
た。それは僕ら視聴者も知りたいところ
だったんですけどねぇ。まあライナーが、
というか原作者さんが上手いですね。



という事で、さらにエレンが苦しい立場に
なってしまいましたが、一方で調査兵団も
確実に巨大樹の森に近付いていました。
次回も引き続きエレン奪還作戦が描かれる
事になります。




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