進撃の巨人 2nd season 30話感想 クリスタが自分の本当の名前を打ち明ける回でした

進撃の巨人 2nd season 30話 ユミルとクリスタの友情はここから生まれた




進撃の巨人 2期 2nd Season 30話の
感想です。

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前回は巨人に取り囲まれた調査兵団の
面々が奮戦する回でした。



武装したゲルガー達によって何とか
凌ぎますが、一方で巨人の塔への侵入を
許します。しかしライナーの勇気ある
行動やユミル、コニーらの機転により
104期生の5人は巨人2体を撃退しま
した。



しかし獣の巨人の遠距離攻撃により
二人が戦死。ゲルガー、ナナバも力尽き
捕食されてしまいます。絶望するコニー
達でしたが、ユミルはクリスタに
「お前、胸張って生きろよ。」
と言い残し、巨人に姿を変えて立ち
向かっていくのでした。



今回はそんなユミルの回想から始まり
ます。




以下、30話のあらすじです。

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進撃の巨人 2nd Season 30話 あらすじ



まだ104期生が訓練兵だったある時、
雪山を行軍する訓練が行われた。エレン
達は何とか基地に到着した。



しかしライナーが
「おい!クリスタがいない。」
と言い出した。ミカサは
「彼女ならダズの具合が悪そうだから
 って一緒にいたはず。」
と言うが、ライナーは
「そのダズもいないんだ。そしてユミル
 もいない。」
と答えた。さらに最後尾の班も到着し
三人の姿は見ていないと告げられた。
「まさか迷ったんじゃ。」
と言うアルミン。



エレン達は探しに行こうとするが、
上官がそれを止め、明日の朝捜索隊を
出すと言った。
「それじゃ遅いですよ!」
とエレンは反発したが
「遭難者を増やすつもりか!?」
と言う上官の言葉には反論できな
かった。

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その頃、クリスタはダズを入れた救難用
の袋を一人で引っ張って、基地に
向かって歩いていた。ユミルも続いて
いた。



ユミルの
「クリスタ。もうあきらめろ。」
との言葉に
「嫌だ。」
と返すクリスタ。しかしユミルは非常な
言葉を口にした。
「ダズなら既に虫の息だ。自分の体調も
 把握できねぇ奴が評価欲しさに来ちゃ
 いけねぇ訓練を受けちまった。こいつ
 の実力はここまでだったんだよ。この
 まま毛虫並みの速度で麓まで歩いて
 たらこいつはもちろん助からねぇし、
 私達もやばい。



 とすると選択肢は二つだ。ダズを置い
 て私達が生き残るか、三人とも死ぬか
 どっちにする?」



それに対してクリスタは答えた。
「三つ目にする。ユミルの見立ては
 間違っていて、私はこのまま麓の基地
 にたどり着き、ダズも助かる。
 もちろんユミルは先に行ってて
 助かる。これでいいでしょ?あなたに
 は迷惑はかからない。私達は絶対に
 たどり着くから、先に行ってて。」



そう言ってダズを運び続けるクリスタ。
しかし雪による寒さと足場の悪さは確実
にクリスタの体力を奪っていき、足を
とられて転んでしまう事もあった。それ
でもクリスタはダズを運ぶのを止め
なかった。



そんなクリスタにユミルは
「なあ、なんで私に助けを求めない
 んだ?」
と聞く。そしてユミルは言った。



「お前さ、やっぱダズを助ける気ねえ
 だろ?


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 このままじゃ自分も死ぬって自覚が
 あるんだよな。このまま死ぬつもり
 だったんだろ?なあ。



 ダメだろ?クリスタはいい子なん
 だから。この男を助けようって姿勢
 をいったんは見せとかないと。自分が
 文字通り死ぬほどいい人だと思われ
 たいからって人を巻き添えにしちゃあ
 そりゃ悪い子だろ?」



「違う!私はそんな事!」
うろたえるクリスタ。しかしユミルは
もう一つの事を口にした。



「お前だろ?命を狙われた妾の子って
 のは。」



「なんでそれを?」
とさらにうろたえるクリスタ。ユミルは
「そうか、やっぱりお前だったか。
 たまたま耳にしただけだ。内地の
 とある教会で生活のために金品を借り
 て回ってた時にな。物騒な話だ。妾の
 子が偉いとこの跡取りになっち
 まって。いっそ殺しちまえば全て解決
 すると話は転んだが、せめて名を
 偽って慎ましく生きるなら見逃して
 やろうと。そうやって訓練兵に追い
 やられた少女がいるって。」

と、理由を説明した。

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「安心しろ。誰にも話してないし、この
 情報を売ったりしない。」
と言うユミルに
「じゃあ私を探すために訓練兵になった
 の?そうだとしたらなんで」
と疑問を口にするクリスタ。ユミルは
「さあ。似てたからかもな。」
と答え、クリスタが
「私とユミルの生い立ちが?」
と聞くと
「まあ、大体は。」
と肯定した。クリスタはなおも
「それだけで兵士に?」
と聞くが、ユミルは
「さあ。よくわからん。いや、違う
 な。」
とはぐらかす。



クリスタは
「私と友達になりたかったの?」
と聞いてきた。ユミルは
「は?違うね。それはない。」
と否定した後、言った。



「お前と私は対等じゃない。偶然にも
 第二の人生を得たが、元の名前を
 偽ったりしてない。ユミルとして生ま
 れた事を否定したら負けなんだよ。
 私はこの名前のままでイカした人生を
 送ってやる。それが私の人生の復讐
 なんだよ。


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 それに比べてお前はなんだ!?邪魔者
 扱いしたヤツらを喜ばせたいのか?
 なんで殺意が自分に向くんだよ!?
 その気合がありゃ自分の運命だって
 変えられるんじゃねぇのか!?」



「で、できないよ。今だって。ここから
 三人とも助かる方法なんてない
 でしょ?」
と弱気な事を口にするクリスタ。しかし
ユミルは
「ある。この下にちょうど基地が
 見える。ここからダズを落とす。」
と言った。



ユミルは
「運よく無事に落ちた先に運よく人が
 いて気付けば、もしかしたら助かる
 かもな。こいつにはもうそれしかねぇ
 よ。奇跡でも望まねえ限りこのまま
 ここで凍ったミノムシになるだけ
 だ。」
と言う。しかしその無謀さにクリスタは
「でも、落としたって死ぬだけだよ。」
と言った。



が、ユミルはその言葉を聞かず
「うるせえ!私がやっとくから先
 行っとけ!」
と言って、クリスタを木の方へ突き
飛ばした。クリスタはぶつかった木の上
に積もっていた雪の下敷きになって
しまった。



少し時間が経過した後、クリスタは
何とか雪の下から脱出して、ユミルと
ダズを探した。しかし二人ともどこにも
いなかった。



基地ではエレン達がクリスタ達の捜索に
出ようとしていた。ライナーやコニーら
104期生のメンバーも加わって、捜索に
出ようとするが、ふと音が聞こえた。
基地を出て音が聞こえた方向に目をやる
エレン達。サシャが
「あっ、誰か来ますよ!」
と言って指をさすと、誰かが近付いて
きていた。



その後、クリスタも一人で雪山を降り、
何とか基地にたどり着いた。すると
ユミルが待っていてくれた。
「遅かったな。先に着いちまったよ。
 ライナー達にはもうすぐお前も着く
 からって 言っといたんだけどな。
 本当にバカやっちまった。」

と言うユミル。クリスタにダズの事を
聞かれると、建物に目をやった。そこ
ではダズが暖をとっていた。



「あの崖から?ロープなんてなかった
 はず。あったとしてもあんな崖。どう
 やってあそこからダズを下したの?」
と疑問を口にするクリスタ。ユミルは
言った。



「いいぞ。お前になら教えてやっても。
 ただし約束だ。私がその秘密を明かし
 た時、お前は元の名前を名乗って
 生きろ。」

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塔から飛び降り、巨人の群れに突っ込む
刹那、ユミルは思う

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(クリスタ。私もだ。自分なんて生まれ
 てこなければ良かったと思ってた。
 ただ存在するだけで世界に憎まれた
 んだ。私は大勢の人の幸せのために
 死んであげた。でもその時に心から
 願った事がある。もし生まれ変わる事
 ができたなら、今度は自分のために
 生きたいと!)



そしてユミルは巨人にその姿を変えた。



次々と巨人を撃退していくユミルの
巨人。コニーは
「ウソだろ。ユミルまで、巨人に。」
と驚く、ライナーとベルトルトはさらに
驚いていた。
「あ、あの巨人は。あの時の。」
かつて友人を捕食した巨人に酷似して
いたからだ。

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「クリスタ。お前は知っていたのか?
 ユミルが巨人だったって。」
と聞くライナーに
「知らなかった。いつも近くにいたの
 に。こんな、こんな事って。あれが
 ユミル?」
と言うクリスタ。ライナーは
「つまりあいつは、この世界の謎の一端
 を知っていたんだな。全く気付かな
 かったよ。」
と言った。



コニーは
「あいつはどっちなんだ?エレンも巨人
 だったけど、自分がそうだって知らな
 かったんだろ?でもユミルはなんか
 巨人の力を知ってた風だそ。」
と言った。クリスタは
「ユミルが人類の敵かもしれないって
 いうの?」
とユミルをかばおうとするが、コニーは
「そりゃあこんな力持ってんだもんな。
 何考えてんのか分かったもんじゃねぇ
 よ。」
と言い、ベルトルトも
「一体ユミルの目的は何なんだ?」
と言った。

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奮戦するユミルの巨人だったが、大勢の
巨人を前にして次第に苦戦するように
なっていった。しかもユミルの巨人は
何か自分の力を制限しているように
見えた。

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「あ、あいつ!まさか塔が崩れる事気に
 してるのか!?」
と言うコニー。クリスタも
「そうだよ。巨人の力を自分一人で逃げ
 るために使う事もできたはず。なのに
 そうしないのは、私達を命がけで
 守ろうとしてるから。」
と言った。



クリスタの脳裏にユミルとの思い出が
浮かぶ。そしてクリスタは塔の壁の上に
上り、ユミルの巨人に向かって思い切り
叫んだ。

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「死ぬなユミル!こんなところで死ぬ
 な!何いい人ぶってんだよ、バカ!
 そんなにカッコよく死にたいのか、
 このアホが!今更天国に行けるとでも
 思ってるのか!自分のために生きろ
 よ!こんな塔を守って死ぬくらいなら
 もうこんなもんぶっ壊せ!!」

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クリスタの叫びはユミルの巨人に
伝わった。ユミルの巨人は塔の壁石を
他の巨人に向かって投げ始めた。それに
より傾いていく塔。

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「お、おい!あいつ本当に壊しや
 がった!」
と慌てるライナーだが、クリスタは
「いいぞ!ユミル!」
と気にも留めない。するとユミルの巨人
がクリスタ達に近付いて言った。
「イキタイカ、ツカアレ」

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その言葉の意味を理解したクリスタは
ユミルの巨人の髪に掴まった。コニー達
もそれにならった。ユミルの巨人はそれ
を確認すると、塔から離れるために飛び
上がった。そして塔は崩れ落ち、巨人の
多くがその下敷きになった。



クリスタ達はユミルの巨人が着地すると
ともに下へ投げ出されたが無事だった。
一瞬静寂が流れるが、瓦礫の下から巨人
が起き上がった。ユミルの巨人はそれを
倒すべく飛びかかった。



しかし生きていた巨人は1体ではなか
った。塔の下敷きになったはずなのに
ほとんどの巨人が生き残っていた。
多勢に無勢のため、ユミルの巨人は
巨人達に捕らえられ、食い殺されようと
していた。

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クリスタは巨人の群れへと走り出した。
「待ってよ、ユミル。まだ話したい事が
 あるから。まだ、私の本当の名前
 教えてないでしょ!」

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しかしクリスタの目の前に1体の巨人が
立ちはだかった。絶対絶命のクリスタ。
「待ってよ、まだ・・・。」



しかし何かが巨人の弱点の首筋を思い
切り切り裂いた。

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「クリスタ。みんなも下がって。あとは
 私達に任せて。」

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クリスタを救ったのはミカサだった。
やがて調査兵団の兵士多数が一気に巨人
の群れに襲い掛かった。立ちどころに
撃退される巨人達。エレンも1体撃退
した。クリスタ達104期生の四人は、
ハンジやミカサら調査兵団によって
九死に一生を得た。



戦いが終わり、衝撃の事実を知る
エレン達。アルミンが
「まさかユミルが・・・」
と漏らす中、クリスタは、傷付き倒れ
人間の姿に戻ったユミルに寄り添い、
言った。

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「ユミル。私の名前、ヒストリアって
 いうの。」



その言葉を聞いたユミルは、静かに目を
閉じた。




進撃の巨人 2nd season 30話感想 クリスタの本当の名前にはどんな意味が込められているのか




29話に続き、連投です。



描かれたのは、巨人化したユミルが
仲間を守るべく奮闘する姿と、訓練
兵時代の話でした。



ユミルがなぜ巨人だったのか、そも
そもどんな生い立ちだったかは、
わからないですね。なんか、一度は
死んだ、みたいな事を言ってました
し。ただ訓練兵になる前はコソ泥の
ような事もやっていたようですし、
相当過酷な人生を送っていたので
しょうね。



そんなユミルがなぜクリスタを
守ろうとしたのか。これも正直
わからないですね。まあクリスタが
真実の一端を知る人物だったから、
というのもあるかもしれません。
クリスタにそれを聞かれた時に否定
しませんでしたしね。ただ生い立ちが
似ていたというのも間違いなくある
でしょう。そんな中、どこか死に
急ごうとするところがあるクリスタ
に自分に近い空気を感じ、守って
あげたいと思うようになったのかも
しれません。



そのクリスタですが、彼女もまた
過酷な人生を送っていたようです。
生まれにそぐわない立場になって
疎まれ、訓練兵にされてしまった。
しかも教団の監視もついている。その
ような中では、死に急ぐようになる
のもわからなくはないです。



ただ、ユミルからかけてもらった数々
の言葉に込められた想いに気付き、
自分を偽らずに生きる事の大切さを
知ったのかもしれません。最後に
ユミルに自分の名前を明かした時、
彼女は単にユミルとの約束を果たす
だけでなく、自分を否定せずに生き
ようと思ったのではないでしょうか。



こうして城跡での攻防は幕を下ろした
わけですが、数々の謎は残ったまま
です。さらに次回は重要な謎が明かさ
れるようなので、楽しみに待ちたいと
思います。



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