進撃の巨人 2nd season 27話感想 サシャの成長が感じられた回でした

進撃の巨人 2nd season 27話 ウォール・ローゼ突破を受けて慌ただしくなる調査兵団




進撃の巨人 2期 2nd Season 27話の
感想です。

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前回はアニ捕獲作戦終了直後から始まり
ました。壁の中に巨人が埋められている
事がわかり、しかもニック司祭はそれを
知っていました。ハンジは司祭を詰問
しますが、司祭は何も話そうとはしま
せん。



一方、ウォール・ローゼが突破され、
隔離されていた104期生も情報拡散の
ために動員されました。リヴァイに次ぐ
実力の持ち主であったミケが襲ってきた
巨人を何とか食い止めますが、そこに
知能を持った巨人が現れ、ミケはその
巨人が指揮した巨人達に捕食されて
しまうのでした。



という何ともショッキングな幕開けと
なった本作。今回はサシャが巨人の情報
を知らせに故郷に行く話です。



以下、27話のあらすじです。

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進撃の巨人 2nd Season 27話 あらすじ



ウォール・ローゼ突破の知らせを受け
た調査兵団は慌ただしく出撃する。
エレン、ミカサ、アルミンも馬車に乗り
込んだ。



その最中、アルミンが言った。
「巨人がいる壁を巨人が破るかな?」
エレンは
「前にあったろ。俺達の街が奴らに。」
と言うが、アルミンは
「あれは門だった。」
と返す。



アルミンは言った。
「あの壁って石のつなぎ目とか何かが
 剥がれた後とかなかったからどう
 やって造ったのか分かんなかったんだ
 けど、巨人の硬化の能力で造った
 んじゃないかな。アニがああなったよう
 に硬化の汎用性は高い。」



同じ頃、ハンジは何かを調べていたが、
リヴァイに急かされて、エレン達と同じ
馬車に乗った。ニック司祭も連れてきて
いた。そしてエルヴィンの号令の元、
調査兵団はエルミハ区で時間を稼ぐべく
壁の外へ出動した。壁を見ながら
アルミンは思う。
(僕達はずっと巨人によって巨人から
 守られていた。)

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馬車で、エレンはニック司祭が壁の中に
巨人がいた事を知っていたと聞かされた。
調査兵団に同行し、現状を見てもなお
原則に従って口を閉ざし続けるのか自分
の目で見て自分に問うらしいと話す
ハンジ。エレンは
「何か知っている事があったら話して
 下さいよ。人類の滅亡を防ぐ以上に
 重要な事なんてないでしょ!」
と言い、リヴァイは銃をちらつかせて
脅そうとするが、ハンジは言った。

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「脅しは効かないよ。リヴァイ。もう
 試した。私は司祭がまっとうな判断力を
 持った人間に見えるんだ。もしかしたら
 だけど、彼が口を閉ざすには人類滅亡
 より重要な理由があるのかもしれ
 ない。」
司祭はなおも口を閉ざしたままだった。



その頃、北の方へ巨人の情報を知らせに
まわっていたサシャ達は最後の村らしき
ところに来ていた。しかしサシャは
「いえ、奥の森に私の村があります!」
と言い、サシャが一人でそこへ向かった。



サシャは、調査兵団に入る前、父親と口論
になった事を思い出していた。
「お前はこの世界がどうなっているか
 考えた事はあるんか?なぜここ数年森が
 減って獲物がとれなくなってきとるか、
 考えた事はあるんか?」

と問われ
「そんなんよそ者が来て森や獲物を横取り
 するからやし。だから腹減る。」
と返すサシャ。父親は
「ああ、そうて。けどな、その人達も住処
 を奪われ、仕方なくここに流れて
 きとる。」
と言うが、サシャは
「奪われたものが悪い。はよ出ていけば
 いいんに。」
と聞く耳を持たない。

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父親は
「奪ったんは巨人ぞ。ウォール・マリアの
 壁、穴開けられて他に行き場があるん
 か?森を切り開き穀物を植える方が多く
 の人の腹を満たす事ができるんてな。
 我々の一族も狩りを止め、森を明け渡す
 べきなんかもしれん。王政から対価を
 支払う代わりに馬を育てろと言われ
 とる。」
と言う。それに対し
「狩りを止めたら私達じゃなくなるやろ!
 何で私らを馬鹿にしている奴らのために
 そんな事せんといかんの?」
とサシャは言うが、父親は
「そりゃあな、我々は世界に生かして
 もらっとるからな。人間っちゅうのは
 群れて生きる動物なんじゃ。違う生き方
 をしている人間でん、限られた環境の中
 じゃ同じ群れに入って人と関わって
 いかんけりゃ。」

と返す。



「イヤって!私達はご先祖様に生き方を
 教えてもらって生きて来たんやから。
 よそ者に受けた恩なんかないよ!」
とサシャは譲らないが、父親は言った。
「そうか。それもいいやろ。一生この森の
 中で自分や同族の価値観のみで生きて
 いくんも。けどな、サシャ。それと心中
 する覚悟はあるんか?これからどんな
 危機に見舞われてん助けを乞うては
 ならんとぞ。義務を果たさん者がその
 恩恵を受ける事ができんのは当然
 やからな。伝統を捨ててでも一族ととも
 に生きたいと思うとる。世界が
 つながっている事も受け入れなければ
 ならん。


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 サシャ。お前は少し臆病なところがある
 な。この森を出て他人と向き合う事は
 お前にとってそんなに難しい事
 なんか?」



やがてサシャの家が近くなってきた。
しかしその道には巨人の足跡があった。



すると見慣れない村が見えてきた。その
入口で馬を止めて、村に入ると、家の中で
比較的身体の小さな巨人が今にも女性を
食べようとしていて、その横には小さな
女の子がいるのを見つけた。サシャはその
巨人の首筋を斧で切り落とそうとした。

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斧は巨人の首筋に刺さったが、完全に急所
を切る事は出来なかった。何度やっても
切り落とすところまでいかず、急所は
たちどころにふさがってしまった。その上
手元を誤って斧を手から離してしまい、
それは家の柱に刺さってしまった。



サシャは仕方なく巨人に捕まっている女性
を見捨て、女の子を連れて外に出た。馬の
手綱を柱に縛っていたのを解いて、馬で
逃げようとしたが、女の子と話している
スキに馬が勝手に走っていってしまった。



そうこうしているうちに巨人が家の外に
出て来た。サシャは近くにあった弓矢を
とり、女の子を連れて走って逃げた。



「大丈夫ですから!」
そう言って女の子を安心させようとする
サシャ。しかし女の子は言った。
「なんで?もうみんな逃げちゃったよ。
 村の人、母さんが足悪いの知ってた。
 でも誰も助けてくれない。私もただ
 見てた。」


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女の子の目は生気を失っていた。サシャ
はそんな女の子を何とか助けようと、
ひたすら走った。



サシャは調査兵団に入る前の訓練時代を
ふと思い出していた。ユミルが、サシャ
が周りに対して敬語で話しているのを
ユミルが問い詰めた事があった。



ユミルは言った。
「サシャ!お前はずっと人の目気にして
 作った自分で生きてくつもりかよ。
 そんなのはくだらないね。いいじゃ
 ねえか。お前はお前で。お前の言葉で
 話せよ!」



それに対して
「あ、ありがとう、ございます。」
と敬語で返してしまうサシャ。ユミルは
それをとがめようとするが、クリスタが
言った。
「やめなよ!人に言われて話し方変える
 必要ないよ!これがサシャが決めた
 サシャなんだから。今だってありの
 ままの言葉でしょ?私はそれが好き
 だよ。」

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(こんな時に思い出すのはとるに
 足らないいつもの日常。そんな思い出
 ばっかり。)
と思うサシャ。そして何かを決意した
サシャは女の子に対して言った。
「ねえ聞いて。大丈夫だからこの道を
 走って。弱くてもいいから。あなたを
 助けてくれる人は必ずいる。すぐには
 会えないかもしれないけど、それでも
 会えるまで走って。」

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そして自分は立ち止まり、女の子に
向かって
「さあ行って!走って!」
と言った。女の子も立ち止まったが
サシャは弓を構えながら言った。

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「走らんかい!」



その言葉を聞いて、女の子は走って
逃げた。サシャは四本ある矢のうちの
一本を巨人に向けて放った。



サシャは目に当てて巨人を足止めする
ために、高いところに登り、二本目を
放った。しかしそれは外れてしまう。



(あと二本。落ち着け。あの獲物は
 大きくて動きがのろい!)
サシャは神経を集中させ三本目を
放ち、それは巨人の左目に刺さった。



(あと一本。これを外せば、外したら
 私とあの子が・・・)
必死で集中し、狙いを定めるサシャ。
しかしサシャは弓を投げ捨てた。

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「うわぁぁぁぁ!」

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サシャは叫びながら巨人の懐に飛び
込み、自らの手で巨人の右目に矢を
突き刺した。その後巨人に抱きかかえ
られそうになったが、スキを見て巨人
から逃げ出した。巨人は視界を失い
そこから動かなくなった。サシャは
女の子を再び探すため、女の子の
逃げていった方角へ走り出した。
するとその方角から馬に乗った一団が
走ってきた。その中にはサシャの父親
の姿があった。



女の子はその一団に保護されていた。
父親は
「この一帯の人々に馬を与えて
 回っとった。あの子がこっちに人が
 まだおると教えてくれてな。それが
 まさかお前だったとは。あの子の
 ために巨人と戦っとったんだな。
 サシャ、立派になったな。」
と言ってくれた。サシャは言った。



「お父さん、ただいま。」



一方、南の方角へ向かったコニーは
ライナー達が止めるのも聞かず、故郷
の村へ馬を走らせた。そしてようやく
村に着いたが、村は破壊された後
だった。



「誰か、誰かいないか!俺だ!
 コニーだ!帰って来たぞ!」
必死に呼びかけるコニーだが返事は
なかった。コニーは自分の家へ走り
出した。

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しかし、家は無惨に破壊され、巨人が
家の上に乗っていた。
「コニー、下がれ!」
と言うライナーに対し
「俺の家だ。俺の・・・」
と言って、そこに近付こうとする
コニー。



しかし、その巨人の手足は酷くか細い
ものだった。
「じゃ、じゃあこいつ、どうやって
 ここまで来たんだ?」
その問いに答えられる者は誰も
いなかった。

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進撃の巨人 2nd season 27話感想 サシャとコニーの対比が残酷ですねぇ




何とか28話の放映前にアップできま
した。



今回はウォール・ローゼが突破された事を
知らせにまわる104期生の姿が描かれま
した。




前半はサシャ中心の話だったのですが、
危機の連続だったのにも関わらず、サシャ
が頑張りましたね。



ただ最初の父親との会話のくだりでは
サシャがわりと保守的というか自分中心で
物を考えていた姿が描かれました。まあ
狭い集落の中だとそういう考えになるかも
しれませんね。そんなサシャに父親が諭す
わけですが、「義務を果たさずに恩恵だけ
受けるわけにはいかない」というくだりは
現代人にも思い切りあてはまる言葉なので
身につまされます。良いお父さんだな
と思いますね。



それに対して今回のサシャは女の子を巨人
から逃がそうとし、一人で巨人と戦うわけ
ですが、前段で父親と口論していた頃の
サシャから考えると雲泥の差があります
ね。何が彼女をそうさせたのかはわかり
ませんが、やはり104期生との交流やその
後の巨人との戦いが、サシャを成長させた
のかもしれません。弓を投げ捨て巨人に
矢を突きさす場面は本当にカッコよかった
です。



一方、コニーの故郷の村は無惨な姿に。
巨人が向かってきたのが南だったので、
ある程度想定はしていたでしょうが、これ
を見た時のコニーの心情を知るのは辛い
です。一方でコニーの家の上に乗っかって
いた巨人の手足がやたら細かったため、
なぜこいつがここまでやって来たのか
というところでこの話は終わるのですが、
それがこれからの話の伏線になっていく
のでしょうか?




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