ACCA13区監察課 4話感想 ドーワー王国の闇が少し見えた回でした

ACCA13区監察課 3話 スイツ区への視察に向かったジーン。彼が見たものは?!




ACCA13区監察課 4話の
あらすじと感想です。

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前回はドーワー王国内のクーデターの話が
ジーンにもたらされた回でした。週末に
モーヴに会食に誘われたジーンは、そこで
クーデターの話を聞かされ、協力を求められ
ます。それを承諾するジーン。



その数日後、シュヴァーン王子の成人記念の
式典に招待されたジーンは、周りから視線を
浴びている事に気付きます。そしてジーンは
リーリウムから自分がクーデターに加担して
いるとの噂が国中に流れている事を知らされ
ます。



意外に早くクーデターの事を聞かされた
ジーン。果たして彼はどう動くのか。今回は
そんな中でジーンがスイツ区の視察に向かう
回です。



以下、4話のあらすじです。

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ACCA13区監察課 4話 あらすじ





ある日、ニーノはジーンの家に来ていた。
ジーンはドーワーから戻ってすぐにスイツ区
に出張に行っていて不在だった。



ロッタは管理人へ毎月の連絡と一緒に送る
お土産を荷物にまとめていた。ロッタは大家
さんとは面識がなく、住所も私書箱しか知ら
ないそうだ。ニーノはその荷物を郵便局に
届けると言ってくれた。



ジーンの家を出た後、ニーノは電話をした。
「これから報告書を送ります。そうそう、
 報告書と一緒にロッタからの土産も届きます
 よ。お楽しみに。それと王子の手の者が
 ロッタの事を嗅ぎまわってますね。ジーンは
 ますます巻き込まれつつありますよ。」



一方、ジーンはスイツ区に来ていた。店で食事
をとっていたジーンは住人に囲まれていた。
携帯電話が珍しいようだった。その住人達を
警官が追い払った。その中の一人がジーンに
言った。
「こういう場所に来るのはやめて頂きたい。」



「美味しそうな匂いがしたもので、ついね。」
と答えるジーン。そこへ一人の男がやって来て
言った。
「副課長。予定の時刻を過ぎてもご到着がない
 ので、お迎えに。」

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彼はACCA監察課のスイツ区支部駐在員リーダー
ウォーブラーだった。支部に向かう馬車の中で
ジーンはウォーブラーに語りかけた。
「ここは暮らすには不便だろ。区民以外は
 買い物や食事だって決められた場所でしか
 できない。伝統を守るといえば聞こえはいい
 んだけど、区民はどう思っているのか。
 ここの前はドーワー区にいたよね?比べて
 どう思う?」



「閉ざされてますね。ドーワー区は行き来も
 自由です。」
と答えるウォーブラーに
「ここは出入りの手続きも面倒だもんね。」
と言った後、ジーンは
「おそらく来期には君も異動になる。俺の後を
 任せられるのは君だと思うんだけど、俺の
 移動願いがなかなか受理されなくてねぇ。」
と言った。ウォーブラーは
「私には無理ですよ。あなたみたいに立ち回れ
 ない。上層部とね。」
と答えた。



支部に到着したジーンには部屋が一つあて
がわれた。そこには外部と連絡をとるための
パソコンと電話が用意されていた。この区では
外部との連絡も決められた場所ででしか出来
ない。

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その頃、5長官会議の席で、リーリウムは
言った。
「ジーン・オータスはクーデター派とは関わり
 ない。私はそう確信した。これは私の確信で
 あって、君達にそれを共有してもらいたい
 わけじゃない。ただ、私は彼の味方だ。」
グロッシュラーは何も言わなかった。



一方、ジーンはウォーブラーと一緒に、スイツ
区の中でも特に閉ざされていると言われている
北区の視察に来ていた。ふとジーンは、住民が
警官へ連行されていく姿を見つけた。しかし
ウォーブラーは
「盗みでもしたのでしょう。」
と素っ気なかった。



ジーンは
「飯にしよう。」
と言ったが、ウォーブラーは
「このへんに入れる店はありません。私が
 買ってきます。馬車に戻って下さい。」
と言ってその場を離れた。



ジーンが携帯で写真を撮っていると、数人が
何やら話をしているのを見かけた。彼らは
ジーンの姿を認めると、ジーンを取り囲んで
言った。
「動くな!話を聞かれたからにはこのままに
 は出来たい!」

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「話って?」
と聞くジーンに、男の一人が言った。
「とぼけるな!クーデターの話だ!」



ウォーブラーが戻ると、そこにジーンの姿は
なかった。



ジーンは彼らのアジトらしきところに連れて
こられ、椅子に縛られていた。しかし男達の
間でも、ACCAの制服を着たジーンの処遇で
揉めているようだった。そこへ一人の警官が
入って来た。朝に話しかけてきた男だった。
彼は言った。
「厄介なのを連れてきたもんだ。」



一方、ウォーブラーはジーンの行方を捜して
いた。本部にも連絡はないようだった。

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警官の名前はビスキュイという。ここにいる
人間がクーデターと言うわりに緊張感がない
と指摘するジーンに、彼は言った。
「俺達がここスイツを変えたいと思っている
 事に偽りはない。この国はおかしい。ドー
 ワーという一つの国家にありながら、ここ
 まで閉ざされた土地があるか?俺達は
 スイツ区を、ドーワー王国スイツ区に
 したいんだ。」
その言葉を聞いたジーンは思った。
(やっぱり長官や本部長が言うクーデター
 とは違うみたいだ。)



クーデターで何を要求する気か聞くジーンに
ビスキュイは言った。
「要求は2つある。1つは交通網の自由化。
 他区へ自由に行き来できるようになれば、
 この区は変わる。」



ジーンは
「それを望んでいる人間は多い。それが
 叶ったら、君達の改革に協力したいって
 人間を紹介できるよ。」
と言い、自分のホテルと部屋番号を教えて
そこにあるアタッシュケースから荷物を
取って来るように言った。



ビスキュイは続けた。
「もう1つは、中央議会スイツ区代表、
 プールの解任だ。これまでの100年、他の
 区が周囲とバランスを取りつつ積極的に
 区を発展させてきた中、スイツだけは
 違った。伝統と格式を守るという貴族共
 のせいでな。



 そんなスイツの悪しき風習を変えると
 立ち上がったのがブールだ。スイツ区の 
 代表に上り詰めたブールは、俺達の期待の
 星だった。なのに、議会のあるバードン
 から奴が里帰りしたのは0回だ!スイツを
 変える?戻りもしないでどうやって現状を
 知るんだ!結局ブールは、地位と名誉が
 欲しかっただけだ!ブールは引きずり
 おろす。この区のために新たな代表を
 立てるんだ!」



少し経って、仲間の一人がジーンの荷物を
持ってきた。シーンは言った
「うちのマンションに住む実業家のほとんど
 が、スイツとの取引を望んでる。区の解放
 に向け、一役かってくれる人は多い
 はず。金で全区を動かせる有力者ぞろい
 だ。」



荷物の中には、確かにジーンの言葉を裏付け
る物が入っていた。なぜこのような事をして
いるのかと聞くビスキュイにジーンは
言った。
「お駄賃にタバコをくれるんだよね。」
ビスキュイは一本のタバコを取り出して
言った。
「これがそうか?部屋のドアの隙間に指し
 込まれてあったそうだ。」



そこへ一人の男が入って来た。
「すまない。人を一人探して。」
と言って入ってきたのはウォーブラー
だった。彼はジーンの姿を認めると
ビスキュイに
「どういう事だ!」
と言った。ビスキュイは
「計画の事を知られたから捕まえた!」
と答えた。



そこへまた一人、人がやって来て言った。
「大変だ!西区の集会場がACCAに上げられ
 た。逃げのびた連中が、このままじゃ
 全地区の集会場がおさえられるって騒いで
 て、今夜中に動くつもりだ!」

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外へ出ると、既に一部の住民は武器を持って
集まってきていた。ビスキュイは
「仕方ない。俺達も行くぞ!」
と仲間達に言い、こうしてクーデターは決行
された。



その混乱に乗じて、ジーンはウォーブラーの
案内で裏道を通って支部へ戻る事にした。
その途中でジーンはウォーブラーに聞いた。
「このスイツ区におけるクーデターって。」
ウォーブラーは
「幾度となく繰り返された、区と平民達との
 戦いなんです。」
と答えた。



入り組んだ裏道を通って支部へ戻るジーンと
ウォーブラー。しかし血の気の多い住民に
殴りかかられそうになってしまう。この場は
誰かの助けが入って事なきを得たが、
仕方なくジーン達は落ち着くまで待つ事に
した。



やがてクーデターは鎮圧された。パンを
買ってきてくれたウォーブラーにジーンは
「彼らの様子を見てきたんだろ?
 どうだった?」
と聞いたが、ウォーブラーは
「逃げ延びた連中もいますが、中心にいた
 者達は皆捕まりました。ビスキュイも。」
と答えた。



「ウォーブラー、君は加担者になる。」
と言うジーン。ウォーブラーは言った。
「このスイツ区に駐在して、見えてきたん
 です。この王国には自分の知らない影が
 存在するという事に。平和という事に
 なっているだけなんだと。あなたは
 この国は平和だとよく口にします。視察
 のたびにこの区の現状を見てきたはず
 だ。どこが平和なんでしょう。」

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「区民の思いを感じ取る機会が
 なかった。」
と言うジーンにウォーブラーは続けた。
「そうです。ここはACCAという存在が他の
 区とは違うんです。ACCAのスイツ支部に
 務める人間は殆どが平民の出ですが、
 上層部は下級貴族で占められています。
 奴らは皆、区庁に努める上級貴族の
 言いなりなんです。過去にもクーデターが
 摘発された事はあります。ただし、その
 事実が外に漏れる事はなかった。


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 これがスイツ区なんです。
 私はここでビスキュイ達に出会い、
 クーデターを成功させてやりたいと
 思ったんです。危なっかしい連中ですが、
 この区への想いは本物だ。残念です
 よ。」



「長期駐在は君にとって都合が良かったわけ
 だ。」
と言うジーン。ウォーブラーは
「私はクビですね。このまま逃がしてくれ
 ませんか?一度区外へ出てしまえば二度と
 ここには戻ってこれない。」
と頼むのだった。



その頃、ACCA支部ではジーンの視察中に
クーデターがおこった事に対してどう対処
するかが話されていた。支部長は言った。
「ジーン・オータス。彼とは揉めたく
 ない。私が話そう。ここへ呼びたまえ。」



支部に戻ったジーンに支部長は
「この一件、外に持ち出さないで頂き
 たい。」
と言った。それに対してジーンは
「外に持ち出さない代わりに、こちらから
 条件を出しても?」
と聞き、その条件を聞かれると
「今回のクーデターで捕らえた者の解放。」
と言った。支部長はそれに対して
「良かろう。今回だけは見逃そう。しかし
 首謀者であるACCA局員。奴は解雇する。」
と言った。

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住民たちが解放されたのを見届けてから、
ジーンはウォーブラーに言った。
「クーデター鎮圧を命ぜられたACCA局員の
 中で、民衆に武器を使った者はいな
 かった。局員たちも親兄弟に武器を
 向ける事は出来なかったんだよね。
 この件は外には出ない。つまり、本部に
 報告はない。君の肩書きも変わら
 ない。」



「来期、次の任地が決まれば、ここを
 離れる事になります。彼らはまた立つ。
 この区を変えるまで。私はそれを見届け
 たい。」
と言うウォーブラー。ジーンは言った。

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「今回の視察、残念だが君への評価は
 最低点だ。君はリーダーとしての責務を
 果たしていなかった。俺の視察中、
 君は仕事そっちのけでこの区の事に思い
 をはせていた。窓の外を眺めてね。



 俺の後を任せられるのは君だと言った
 が、やり直しだ。今回の件で
 この区はさらに難しい土地になったから、
 君は継続だ。」



その頃、グロッシュラーは電話で話をして
いた。
「オータスはスイツでもタバコを貰ったと
 報告があった。待ってくれ。会って話す
 事は出来ないだろうか?」

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ACCA13区監察課 4話感想 王国は、微妙なバランスの上に成り立っているんですね





王国全体を揺るがすクーデターの話から
一転してとある区の話になりましたが、
この王国が微妙なバランスの上に成り
立っているというのが、何となくわかって
きました。



これまでジーンが視察に訪れた区とは違い
どこか鬱屈した空気の漂うスイツ区。そこ
では貴族と平民といった階級社会が厳然と
残っていて、平民達は移動の自由も与え
られていません。そして今回のような
クーデターがたびたびおこっていたわけ
ですが、ACCAも含めてその事実は揉み
消されていたわけです。



そういう区が成り立っていたのはひとえに
王家が各区に自治を任せていたからなん
ですよね。逆に言えばそうしたバランスを
ちょっとでも崩せば王国全体が揺らぐ
可能性がある。そんなドーワー王国の現状
をこの回で少しうかがう事が出来ました。



そんな中でまたも事件に巻き込まれて
しまったジーンですが、ここで管理人と
いう立場を通していろんな人脈を持って
いる事が明かされました。これもただ
タバコが欲しいからという事でやっている
のが人脈作りにつながっただけのようです
が、そうなると確かにクーデターに加担
しているように思われやすいのかもしれ
ません。



一方、冒頭でニーノが電話をしていました
が、どうも相手はジーン達の管理している
マンションの大家のようで、しかも前回
ニーノが電話した時の相手だったよう
です。なぜ大家が、と思うのですが、
ジーンがマンションの管理人という立場を
通して人脈を作ってきたところを見ると
つながってはきますね。このへんが
クーデターの全容を掴む鍵になるのかも
しれません。



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