響け!ユーフォニアム 10話振り返り感想 女子はえこひいきが嫌いなのを改めて感じる回でした

響け!ユーフォニアム 10話振り返り 麗奈のソロパート抜擢が波紋を呼ぶ?!



響け!ユーフォニアム 10話の
振り返りと感想です。

bbe48b82.jpg

前回はオーディションの緊張感が
よく伝わってくる話でした。



一方で葉月の失恋をめぐってミドリが落ち込み
それを葉月が励ますあたりとか、
香織のオーディションにかける想いとか、
そういう一人一人の心情描写が
印象的な回でした。



そして、香織を差し置いて麗奈がソロパートを担当する事に
なった事が、思わぬ波紋を呼ぶ事になったのが
この回で描かれる事になります。



以下、10話の振り返りです。


響け!ユーフォニアム 10話振り返り



久美子にはトラウマがありました。
中学の時、先輩を差し置いて自分が選ばれた事で
先輩を傷付け、辛く当たられた事があったのです。



今回も自分が選ばれて夏紀が落選してしまった事を
久美子は気にしていました。
しかし、ある日久美子は突然夏紀から、帰りに付き合って、と
誘われます。



ファーストフードの店で、夏紀は突然
「あーあ、オーディション落ちてしまったぁ」と一言。
あわててフォローしようとする久美子。
しかし夏紀は笑いだして
「大丈夫だって。元々私、ユーフォ始めて一年だし、
オーディションだって受からなくていいやって
思ってたくらいなんだから」
と久美子に言います。



久美子は夏紀が一生懸命練習していたのを見ていたと
言いますが、夏紀はそれに答えて、
「ま、練習したのは今の部の空気にあてられたっていうか、
 滝先生に乗せられたっていうか。私、何かそういうのに弱くてさ。
 でも先生にはちゃんと見抜かれていたよ。自分が練習してないところを
 吹いてって言われて、あとはボロボロ。



 だから黄前ちゃんは実力で勝ち取ったんだよ。私はそれで
 納得してる。良かったって思ってるくらい。
 だから変な気使わないでよ。」
と言ってくれました。



そして久美子の楽譜にメッセージを書いて渡し、
「ありがとね。黄前ちゃんのおかげで少し上手くなれた気がするよ。」
と言ってくれました。そんな夏紀の気配りに
久美子は思わず泣いてしまうのでした。



一方、優子はあるウワサを耳にし、
香織にそれを言いつけます。しかし香織は
「私はもう納得してるから。」と取り合わず、
他の子にも口外しないように言います。



それでも納得できない優子は
「香織先輩あきらめないで下さい!香織先輩の、香織先輩の夢は
 絶対に叶うべきなんです!」
と香織に言います。



そして翌日、部員全員がいる前で優子は
「滝先生は滝先生は高坂麗奈さんと以前から知り合いだったって
 本当ですか?」
と滝先生に切り出し、
「ウワサになってるんです。オーディションの時、先生が
 ひいきしたんじゃないかって。」
と言います。



滝先生は特定の人を優遇した事はないと言いますが
麗奈と知り合いだったのは事実だと認めました。
父親同士が知り合いだった事で以前から知っていたそうです。



「だったら」とせまる優子に、横から麗奈が言います。
「だったら何だっていうの。先生の侮辱するのは
 やめて下さい。何故私から選ばれたか、そんなのわかってるでしょ。
 香織先輩より、私の方が上手いからです!」



>「あんたねぇ、うぬぼれるのもいい加減にしなさいよ!」
と食ってかかる優子。夏紀が止めに入っても聞く耳を持ちません。
しかし香織の「やめて!」との声に、ようやく言うのを
やめました。



麗奈は香織と優子に
「ケチつけるんなら私より上手くなってからにして下さい」
と告げて音楽室を出ていきました。久美子も後を追います。



久美子に呼び止められた麗奈はいきなり
「うわぁーっ」と叫び、
「ウザい!ウザい!うっとおしい!
 何なのアレ?ろくに吹けもしないのに何言ってんの?!」
と久美子に言います。そして思わず笑ってしまった久美子に
抱きついて、
「久美子、私、間違ってると思う?」
と聞きました。
久美子は
「ううん。思わない。」
と答えました。



二人はグランド脇のベンチで話をしました。
麗奈は久美子に、お互いの父親が知り合いで、それで滝先生の事を
知っていた事、中三の時に母親から滝先生が北宇治の吹奏楽部の
顧問になる事を強引に聞き出して、それで立華の推薦を蹴った事、
そして自分が滝先生の事を異性として好きである事を
話してくれました。



そして
「でも滝先生は私の気持ちなんて知らないから、ひいきとか
絶対ない。こんな時期に顧問の事を悪く言うなんてホント信じられない。」
と言います。そして「ソロを譲る気は?」との久美子の問いには
「ない。ねじ伏せる。特別にはなれない。」
と言い切りました。



しかし、滝先生が麗奈をひいきしたというウワサは
部内にどんどん広がっていきました。
麗奈をソロをするためにオーディションにしたという話まで
出る始末でした。
さらに滝先生がその事にだんまりを決め込んだため、
不信感は余計に広まってしまいました。



各パートの練習も緊張感が切れてしまい、
全体練習も満足にできない状態になりました。



ある時、練習用に音楽室に敷いた毛布を部員達が片付けて
しまいました。滝先生はそれを見て
「私は取っていいなんて一言も言ってませんよ!」
と声を荒げました。
滝先生もどうしていいかわからなくなっているようでした。



この日もパート練習のみ。夏紀も
「このまままた銅とっちゃったら、
私と加藤がオーディション落ちた意味ないんですけどー」

と嘆く有様です。



低音パートではあすかなら何とかしてくれるかもという
話になります。ふと梨子はあすかに聞いてきて欲しいと久美子に
頼みます。あすかは久美子の話なら聞いてくれるんじゃないかと。
夏紀ら他のメンバーも同意し、
「なんか体よく押し付けられた気が」
するような恰好で、久美子はあすかを探しにいきます。



その時、久美子は誰かがトランペットのソロパートを
吹いているのを耳にします。



窓から見ると、吹いていたのは香織でした。



そして後ろからあすかの影が。
久美子の太ももにペットボトルをつけて驚かせ、
「さすが黄前ちゃんだね。いいところかぎつける。」
と声をかけました。



あすかは
「結局、あきらめてないって事だね。」
と香織の様子を見ながら話します。
「オーディションに不満があるとかじゃない。
 ましてや同情されたいなんて思ってない。
 ただ納得してないんだろうね。自分に。」



久美子はふとたずねます。
「香織先輩と麗奈、どっちがソロを吹いた方がいいと思いますか?」
あすかは
「それには答えられないかな。一応副部長だし。
 私的な意見はノーコメント。」
とちゃかして自分の意見を言いません。



久美子は引き下がらず
「じゃあここだけの話でいいので教えて下さい。
 あすか先輩の私的な意見」
とたずねます。あすかはと内緒にできるかと聞いた上で
こう言いました。



「正直言って、心の底からどうでもいいよ。
 誰がソロを吹くとか、そんなくだらない事。」



あすかが本当にそう思っているのか、久美子はその真意を
読み取れません。あすかは「じゃあね」と言って去っていきました。



入れ替わりに晴香がやって来て、あすかがどこにいるかを
たずねました。
あすかはソロパートの練習をしている香織と
そこに駆け寄るあすかを見て、決意をします。
「こりゃ一人でやるしかねーぞ、晴香。」



滝先生は部活用の資料のコピーをしていました。
そこへ美知恵先生があらわれて、言いました。
「音楽というはいいですね。ウソをつけない。良い音は良いと
 言わざるをえない。お父様もそう言ってらしたと
 記憶しています。」
そう言われた滝先生に、ある考えが浮かびました。



翌日、部員達を集めて晴香が言います。
「最近、先生について根も葉もない噂をあちこちで聞きます。
 そのせいで集中力が切れて、コンクール前なのに、このままじゃ
 金はおろか銀だって怪しいと私は思っています。
 一部の生徒と知り合いだったからといってオーディションに不正があった事には
 なりません。それでも不満があるのなら、
 ウラでこそこそ話さず、この場で手をあげて下さい。
 私が先生に伝えます。」



そしてオーディションに不満がある人の挙手を求めました。
優子を始め、何人かの部員が手を挙げました。



そこに滝先生があらわれて、こう告げます。
「今日は、最初にお知らせがあります。来週ホールを借りて
 練習をすることは皆さんに伝えてますよね。そこで時間をとって
 希望者には再オーディションを行いたいと考えています。
 前回のオーディションの結果に不満があり、もう1度やり直して欲しい人は
 ここで挙手をして下さい。来週、全員の前で演奏し、全員の挙手によって
 合格を決定します。全員で聞いて決定する。これなら異論はないでしょう。」


そして滝先生は聞きました。
「では聞きます。再オーディションを希望する人。」



それに対して一人が反応し、挙手をしました。



「ソロパートのオーディションをもう1度やらせて下さい。」



香織でした。こうしてトランペットのソロパートを香織と麗奈のどちらに
するかについての再オーディションが行われる事になったのです。


響け!ユーフォニアム 10話感想(振り返り) 「吹部あるある」な話でした



という事で、10話の感想なのですが、
こういう事は吹奏楽部に限らずどこにでもある事なのですが、
それをアニメで見せつけられると
「うーん」となってしまいますね。


まあ、こう言うと「女性蔑視」と思われそうですが、
女子はウワサ話が好きですし、何よりひいきとかそういうのを
物凄く嫌いますよね。体育会系でもそうらしいと聞きますし、
それゆえに流れがどんどん悪い方に行ってしまったのでしょうね。



一方で、爽やかな対応をした子もいます。夏紀です。

9ad693c1.jpg

久美子の楽譜にメッセージを書いた上で
「ありがとね」と言うあたりのシーンはすごく好きです。
3~4話のダラーッとしていた頃とはまるで違っていて
初見の頃は夏紀株ダダ上がりでした。



一方、同じ二年でも夏紀と対照的な動きをしたのが優子なのですが、
彼女の気持ちもわかるんですよね。憧れの存在である香織を
思っての行動なわけで、個人としては無下にはできないかなと。
ただ、吹部という組織の事を考えると、優子の行動は
とても許容できるものじゃないんですけど、まあ優子に
それをわかれと言っても難しいですよね。



当事者の香織は、最初の時点では自分を納得させてたわけですが、
ウワサがあちこちで広まる中で、納得しきれなくなって
再びソロの練習をするようになり、そして再オーディションの話に
飛びつきます。その意味で、香織は基本的にしっかり者だけど
弱いところも持っている。そういう描写が、この作品は
上手いなと思います。



一方で、わからないのがあすかですね。本当にどうでもいいと
思ってるなら、あの時香織のところに駆け寄る必要は
なかったと思うんですけどね。あすかの心情については
2期でもう少し掘り下げられるのを期待したいです。



次回は再オーディションの回。
これまた名シーンが目白押しの回です。



↓↓↓よろしければこちらをクリック
にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村


(関連記事)
 響け!ユーフォニアム 9話振り返り感想 オーディションの緊張感が伝わってくる回でした 
 響け!ユーフォニアム 8話振り返り感想 お祭りでの悲喜こもごもが描かれた回でした
 響け!ユーフォニアム 7話振り返り感想 三年生組の関係性が興味深い回でした
 響け!ユーフォニアム 6話振り返り感想 葉月の魅力が存分に出た回でした  
 響け!ユーフォニアム 5話振り返り感想 選曲が渋いなあと思った回でした
 響け!ユーフォニアム 4話振り返り感想 北宇治吹奏楽部が最初の1歩を踏み出した回でした。
 響け!ユーフォニアム 3話振り返り感想 「何ですか、コレ」が強烈な回でした
 響け!ユーフォニアム 2話振り返り感想 久美子と麗奈の絡み以外も見どころたくさん!
 響け!ユーフォニアム 1話振り返り感想 第1期振り返り感想始めます!