orange 12話感想 3つの時間でのみんなの想いが交錯

orange 12話感想 とにかく重い話でした




orange 12話感想(ネタバレあり)です。

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前回、お婆ちゃんが体調を崩した事で
翔のトラウマが刺激されてしまい、
それに対しての菜穂の一言で、
翔は心を閉ざしてしまいました。



菜穂は悪気があって言ったわけじゃなく
むしろ翔の事を心配して言った事だけに
見ていて辛い話でした。



今回は2つのパラレルワールド、
3つの時間で話が展開します。



全体的には、重い話です。



以下、12話のあらすじです。
ネタバレありなのでご注意下さい。



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orange 12話あらすじ(ネタバレ)



話は、翔が松本へ引っ越すところから始まります。
10年後に自分達に手紙を送る菜穂達のいる
パラレルワールドです。



翔の母親は、父親との離婚にしても、
松本へ引っ越す事も、何でも勝手に決めてしまい、
翔はその事を不満に思っていました。



転校初日、翔は須和達に誘われて、
一緒に寄り道して帰ります。



途中、母親からメールがありましたが、
翔はめんどくさいと思い、
「ジャマすんなよ」と返信しました。



数日後、久々に学校に来た翔は思います。
(誰かが死んでも、世界は変わらないんだな・・・)



場面は変わって球技大会の時。
代打で出て凡退した事で、あずさはみんなに謝ります。
翔はその時、前の学校のサッカー部で
先輩から何度も「お前のせいだ」とか
叱責を受けていた事を思い出しました。



翔はその後、足を痛めた菜穂の治療をします。
菜穂は自分が代打に出れなかった事を悔やんでいました。
翔はそれを見て思いました。
(似てるかも・・・俺と。
だから気になるのかも・・・)



翔は須和からサッカー部入部を誘われましたが
断ります。母親との約束を守るためでした。
しかし須和は全く気にするそぶりをせず、
その後もたびたび5人でちょっかいを出したりして、
仲間に引き入れていきました。



翔は須和や菜穂達といると楽しいと感じました。
だからこそ母親の事は知られまいと思いました。
嫌われたくなかったから・・・。



ある日、東京の高校の友達から誘われて
東京まで会いに行きました。



その席で、今の学校ではサッカー部に入って
いない理由を聞かれて、
「母親が・・・、自殺したんだ」と答えます。
そして自分の気持ちを吐露します。



「毎日苦しくて・・・俺なんか死んだ方がいいって
毎日考えてる」




友達は「何言ってんだよ成瀬!ウケるー!」と
笑い飛ばします。
予想通りの反応に翔は
(ほらな)と思いつつ、笑い返します。



しかし、友達の反応は、翔をさらに苦しめます。



(冗談じゃ・・・ねえよ・・・)



そして・・・、
気が付くと、病院のベッドの上でした。



翔の苦しみは続きます。
お婆ちゃんにまで当たるようになり、
頑張らないと、と思って走ったリレーでは、
転倒してしまいました。



そして二年参りの日、菜穂に
「翔は、一人になんかならないよ。
辛い事があったなら、今は忘れて楽しもうよ」
と言ってくれたのに、



(俺がしたこと、知らないくせに!)



とカッとなってしまい、
「菜穂に・・・何が分かるの・・・。
何も知らないのに、笑ってんなよ!
もう、話したくない。これ以上近付かないで。」
と菜穂を突き放す言葉を投げてしまいます。



翔はその事を後悔し、さらに自分を責めます。



(よく人が言う。今が辛くても、
生きていれば良い事はある。



簡単に言うな!生きる事が一番辛いのに・・・。
後悔から解放されるなら、今すぐ死んだっていい・・・。)



年が明けて、須和は菜穂に告白したと翔に告げます。
翔は気にしていないフリをします。
バレンタインの日、菜穂はチョコを用意していました。
須和と菜穂の様子を見て、
翔はそのチョコは須和に渡すためのものだと
思いました。



気にしていないというのはウソでした。
翔はもっと菜穂と話したかったのです。
そして謝りたかったのです。



その晩、翔は母親の携帯を見つけます。
翔は思わず中身を見てしまいます。
そこには翔宛の未送信のメールがありました。



メールにはこう書かれていました。



父親は良く手をあげる人で、翔に害が及ぶ前に
と思い離婚した事。



翔が部活で嫌がらせされている事に気付いて、
学校を変えれば助けれてあげられると思い、
引っ越した事。



翔の気持ちを考えずにしてしまった事に
対するお詫びの言葉。



そして、最後に一言。



(ジャマして、ゴメンね。)



翔はお婆ちゃんが止めるのも聞かず、
自転車で外へ走り出しました。



翔の心は母親に対する謝罪の気持ちと
後悔の念であふれていました。



その時、光が近付いてきます。



最後に、菜穂の顔が浮かびました。



(誰にチョコあげたんだろう・・・。
全部、どうでもいいか)



場面は、手紙を受け取っている菜穂達の
時間軸に移ります。



菜穂は、あの二年参りの日以来で
翔と再会します。
菜穂は何度も翔と連絡をとろうとしていたと言いますが、
翔は携帯なくしちゃって、とそっけなく答え、
そのまま友達と話に行ってしまいました。



その後も、手紙の通り、
翔は菜穂を避けるようになり、
二人がろくに話ができない状態が続きました。



菜穂は思い切って翔を呼び出し、
「二年参りの時、無神経な事言ってごめん。
翔の気持ちを知らずに自分勝手で、本当にごめん」
と謝りました。
そして、翔に仲直りして欲しいと言いました。



翔は同意しましたが、それは空虚なものでした。
菜穂が一緒に帰ろうと誘いますが、
部活があるし何時になるかわからないからと
断りました。



その後も翔は菜穂を避け続けました。
翔がペンケースを忘れた時も
隣の菜穂が貸してあげようとしたのに、
前の席の男子に貸してもらいました。



翔は菜穂を拒絶し続けたままでした。



(どうしたら戻れるかな・・・
私の一言で、翔はいなくなってしまうかもしれない・・・
全部・・・無駄になってしまう・・・)



菜穂はどうしていいかわからず、
涙を流すばかりでした。



場面は10年後へ移ります。
あずさや貴子は10年前翔を誘わなければ
翔は死なずに済んだのかもと話し、
その事で萩田くんと口論になりました。



須和は翔がいるんだから喧嘩するなと言いますが、
あずさは、
「いないじゃん。約束だって果たせてない。
翔がいないと意味ないよ」
と悔やむばかりでした。


話題はタイムカプセルの事に移りました。
萩田くんは「不可能だ」
と言います。



ふと菜穂は
「ブラックホールは?」
と切り出します。
これも萩田くんは否定しますが、
なかなか4人が引き下がらないので、こう言います。



「ブラックホールじゃないかと言われてる場所なら
地球上にもあるけどな」



そしてバミューダ海域の事などいくつかの説を
話してくれました。



あずさは「そこ、行ってみよ」と言い出します。
萩田くんは戻れるかわからないからと止めますが、
菜穂が「手紙だけ送れば」と返します。



萩田くんは「無理だ!」と止めますが、
みんなは決意します。



貴子「過去の自分に手紙を書いて、海に流せば」
あずさ「未来が変えられるかもしれない!」
須和「奇跡起こすしかねーだろ!
   そしたらさ、翔を助けられる!」



こうして5人は過去の自分に手紙を送るのでした。



一方、手紙を託された方の菜穂は、
まだあきらめていませんでした。



「翔!バレンタイン、待ってて!
 絶対待ってて!」



翔を失いたくない・・・。その一心で
菜穂はあがき続けます。


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(傷ついても嫌われてもいい・・・
 ただ、失いたくない・・・翔を・・・)



orange 12話感想 翔と菜穂の想いが胸に突き刺さる回でした



前半部分は翔の、後半部分は菜穂の想いが
痛いほど感じられて、辛い話でした。



特に前半部分の翔の心の動きに焦点を当てた
ところはきつかったですね。



「ちょっと自分を追い込み過ぎじゃないか」と
思わなくもないですが、
親を失った経験がないからこそ
言える事だから、軽々しくは言えないですね。



特に翔は自分のせいだと思っているんですから。



友達に相談したら笑い飛ばされるし、
気合を入れて臨んだリレーでは
転倒してしまうし、で、
裏目に出てしまう事の連続。



おまけに、一番好きだった菜穂を
自分の言葉で傷付けてしまった。



そしてトドメが母親の未送信メール。
理不尽に思ってきた事が
全て自分を思っての行動だと知ってしまっては・・・。
「ジャマしてごめんね。」は
胸に突き刺さりますよ・・・。



で、そんな翔を何とか救おうと
あがき続ける菜穂ですが、
それをことごく拒絶されてしまって
さらに苦しむ事になります。



翔からすると、菜穂をこれ以上傷付けないように
するためなのですが、
菜穂からしたら、本当にきついでしょうね。



このままいったら、
翔を本当に失うかもしれないわけですから。
しかも自分の一言で。



本当に翔の事が好きなんだなというのが
伝わるだけに、辛い話でした。



それでも菜穂はあきらめる事なく
「バレンタイン、待ってて!」と
宣言するわけです。



ただ、翔の最終的な引き金は
あの母親からの未送信メールなわけです。
その事を5人は知りません。



菜穂のチョコに託す想いが
どんなに切実で、翔の心を動かすものだったとしても
翔の行動を阻止するためには
それ以上の行動が必要なのです。



菜穂が、須和が、5人が
どう翔の気持ちをつなぎとめるか、
次週まで待ちたいと思います。



ちなみに10年後の菜穂達が手紙を送る時の
からくりについては、こんなところかなと
思ってました。もちろんブラックホールを使うとは
思いませんでしたが。



要は、5人は翔のために奇跡を起こしたくて、
それを行動に移したわけです。
しかし手紙が届いただけは目的を果たした事には
なりません。



本当に起こって欲しい奇跡は
起きるのでしょうか?



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